カウンター越しの宇宙

Gaze universe from the counter -とある大学職員の雑記

初めまして、宇宙くじらです - Delighted, I'm SPACE WHALE.

こんにちは、初めまして、宇宙くじらです。

まずは、自己紹介を。

僕は大学を卒業後、一度IT企業に就職しました。

と言っても、プログラミングができる訳でもなく、お客さんの要望をきき、システムを一緒に構築するセールスエンジニア のような仕事をしていました。

そこで、お客様の中に学校法人があり、大学職員という仕事に出会います。

学校職員のイメージは?

皆さんは学校職員というとどういうイメージでしょうか。

小学校から高校までは、おそらくほとんどの学校では先生が事務仕事もある程度やっており、生徒の目に触れる ところにはほとんど専任の事務職員の存在はなかったのではないでしょうか。

少なくとも、僕の人生ではそうでした。

大学に入り、履修や成績、証明書のことなんかで初めて大学職員の方とお話をします。

イメージはあったものの、それまでは学校で行われる手続きのほぼ全ては教員とやりとりをしていたため、 なんだか不思議な感覚でした。

ちなみに、僕の通っていた大学の事務職員さんは正直感じ悪かったです。 (これは、その時の無知な自分にも大きく非があるということをその後悟ります)

なので、大学職員を相手にするとなった時、なんとなくネガティブな印象を持っていたことを今でも覚えて います。

実際に大学職員と接してみて

実際に会って話をしてみた大学職員の方達は、皆真剣に自分の大学の経営のことや学生のことを考えていました。

いかに、低いコストで良質な学生サービスを展開するか。
どんな構成にすれば、教員に不自由なく使ってもらえるか。
どんなシステムを導入すれば、学生募集に効果的か。
などなどなどなど・・・

びっくりしました。

とても失礼な話ですが、それまで、 “大学の事務職員なんて決められたルールどおりに書類を回したり先生の小間使いみたいなことをやってるんだろう” くらいにしか思っていませんでした。

ところが、彼らは一様に、大学設置基準や文科省からの要望(方針)、そして学生、教員へのサービスの間でその全てを 成立させるために必死に頭を悩ませていました。

そして、何よりも、自分たちの大学に在籍している学生のことを理解し、"何が本当に彼らのためになるのか"を考えていました。

そんな彼らと仕事をしているうちに、自分もこんな仕事がしたい、と強く思うようになったのです。

そして、大学職員へ

いろいろと悩みながらも退職、転職活動、そして大学職員へ。

実はこの時期、一時的に無職になって職業訓練行ってみたり、退職金で買った自転車を乗り回したり、まぁまぁ色々あったのですが、 それはまた次の機会に。

大学職員になって、職員になって、はや5年。

色々と考えたことや感じたことをどこかに書き留めておきたくて、このブログを始めることにしました。

大学職員に関係ないこともきっとたくさん書きます。